鳩山由紀夫元首相が新党「共和党」へ準備会 辺野古新基地建設阻止を強調


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第1回共和党結党準備会で辺野古移転阻止を含めた在日米軍基地の縮小・撤退を掲げる鳩山由紀夫元首相=25日、東京都の霞が関ビルディング

 【東京】25日に東京で開かれた新党「共和党」の第1回結党準備会に参加した鳩山由紀夫元首相は、沖縄の辺野古新基地建設について「米軍基地を縮小・撤退させていく方向は独立国である以上当然、求められる。(他国の軍隊の存在は)異常な事態というべきだ」と持論を述べ、阻止する意向を強調した。

 日米地位協定の改定も念頭に「地位協定や日米合同委員会は今すぐできることではない。国民の意識を変えていくために、日米でどういう密約があったかということも国民にもっと知らせていくことから始めないと無理だと考えている」と話した。

 「共和党」結成に向けては2030年度までに、30人の党員確保を目指す。衆院解散総選挙に向けて新党結成に向けた取り組みを進める考え。
 
 党発足となれば、鳩山氏が代表に当たる「棟梁(とうりょう)」に就任する予定。