熊本城が被災した熊本県が首里城復興支援募金を開始 知事「地震で培ったノウハウを提供したい」


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 首里城正殿などが全焼したことを受け31日、熊本県は復興支援として応援募金を行うと発表した。31日から2020年3月31日まで、熊本県庁などに募金箱を設置する。

 蒲島郁夫知事は「本日、首里城の火災を報道で知り、大変ショックを受けました。先ほど、私から沖縄県に電話でお見舞いをお伝えしました。本県においても、県庁及び各広域本部、地域振興局に募金箱を設置し、熊本県民の思いを沖縄県に届けたいと思います。また、熊本地震の経験で培ったノウハウの提供など、できる限りの支援を行って参ります。」とコメントを発表した。

激しく炎上し正殿などが焼失した首里城=31日午前6時56分、那覇市首里(小型無人機で撮影)

 ツイッターでは熊本県民から「沖縄の人の気持ち、よく分かる」「必ず復元できます。共に頑張りましょう」と沖縄への応援メッセージも寄せられている。