ウクレレで高齢者癒やす 市職員・東江さん演奏 うるま


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ウクレレ演奏で施設利用者を癒やすムーネーこと東江宗典さん=10月26日、うるま市宇堅のうるまの里

 【うるま】デイサービスセンター「うるまの里」(市宇堅)では毎月1回、「ムーネー」の愛称で呼ばれている東江宗典さん(49)=うるま市職員=のウクレレ演奏会が開かれている。1年以上続いており、ウクレレの音色が施設利用者や職員の心を癒やしている。

 東江さんは10月26日、青いアロハシャツに黒の短パンといういでたちで登場した。利用者は花輪を首に巻いており、雰囲気はさながらハワイのようだ。

 東江さんは「亜麻色の髪の乙女」や「童神」などを演奏した。利用者は曲に合わせてマラカスを打ち鳴らしたり、タンバリンをたたいたりして演奏に加わる。楽器演奏は頭の体操にもなっているという。

 今回初めて参加した宜寿次敏子さん(85)は「とても楽しかった」と満足げ。東江さんは「今を大切に生きてほしいとの思いで演奏している」と語った。