「ひかりの散歩道」、夜景遺産に認定 東南植物楽園のイルミネーションイベント 


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ライトアップ夜景遺産に認定された「ひかりの散歩道」(東南植物楽園提供)

 【沖縄】沖縄市の東南植物楽園が毎年開催しているイルミネーションイベント「ひかりの散歩道」がこのほど、「第15回日本夜景遺産」のライトアップ夜景遺産に県内で初めて認定された。6日に東京都で開催された「第7回イルミネーションアワード」でも特別賞を受賞した。

 今年のひかりの散歩道は23日に点灯式を開く。昨年の3倍となる県内最大規模180万球の電飾が来年4月5日まで園内を彩る。毎日午後5~10時(最終受け付けは午後9時半)。

 1990年に始まったイベントは「植物園ならではの温かみのあるイルミネーション」をコンセプトに、園内の亜熱帯植物や遊歩道などを生かしている。

 夜景を観光資源としてPRする日本夜景遺産は、自然夜景やライトアップ夜景など四つの部門に分かれ、全国各地の応募の中から今年は新たに8カ所が認定された。

 東南植物楽園の入園料は大人1800円、シニア・高校生1100円、小中学生600円(いずれも税抜き)。問い合わせは同園(電話)098(939)2555。