第39回大分国際車いすマラソンが17日、大分県庁前―大分市営陸上競技場のコースで行われ、女子T34/53/54クラスで喜納翼(タイヤランド沖縄)が日本記録を更新する1時間35分50秒で2位でゴールした。女子日本勢のトップで、前回大会で出した1時間39分36秒の自己記録を3分46秒更新した。喜納は東京パラリンピックの出場枠が懸かる来年のマラソン・ワールドカップ(W杯)への出場権を獲得した。
喜納はレース中盤で先頭集団から遅れるが、ラストスパートで2位に上がりゴール。「沿道の応援に背中を押され自己ベストも更新でき、最高にうれしい」と喜びを語った。男子T33/52クラスで出場した上与那原寛和(SMBC日興證券)は1時間53分4秒でクラス1位だった。