東京パラ「表彰台に」 2種目内定 上与那原選手が帰沖


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東京パラリンピックの陸上競技2種目に出場が内定し、花束の出迎えを受け笑顔の上与那原寛和選手=18日午後5時30分、那覇空港(ジャン松元撮影)

 15日までアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで行われていたパラ陸上の世界選手権男子1500メートル(車いすT52)で2位、400メートル(同)で4位となり、2種目で東京パラリンピックの日本代表に内定した上与那原寛和選手(48)=沖縄市出身、SMBC日興證券=が18日、沖縄に戻り、那覇空港で後援会関係者らから祝福を受けた。

 首に銀メダルを掛けて出迎えを受けた上与那原選手は、花束を受け取ると「東京パラで表彰台に上がりたい」と目標を掲げた。

 上与那原選手と共に大分国際車いすマラソンに出場し、女子T34・53・54クラス2位で日本新記録を樹立した喜納翼選手(29)=うるま市出身、タイヤランド沖縄=も同日に帰沖し、家族らに出迎えられた。