浦西青年会に大臣表彰 若者オブザイヤー 地域貢献を評価


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「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」を受けた浦西青年会の比嘉晃司会長=21日、東京都の内閣府

 【東京】社会貢献活動に取り組んだ若者らを表彰する内閣府の「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」の表彰式が21日、内閣府で開かれ、浦添市の浦西青年会が内閣府特命担当大臣表彰を受けた。同表彰を受けるのは県内初。衛藤晟一大臣から表彰状を手渡された比嘉晃司会長(26)は、活動には地域の理解が欠かせないとし「皆とても喜んでいる。大きな賞をもらい、今後の活動の励みになる」と喜びを語った。

 浦西青年会は伝統芸能のエイサーを通じて青少年の健全育成に取り組んでいる。浦添市内にあるJICA沖縄国際センターと連携して外国からの研修生へもエイサーを指導し、祭りで一緒に踊るなど国際交流に関わるほか、青年会の交流祭「文武祭」を浦西中学校運動場で催すなど、エイサーを通じた青年会連携の取り組みが評価された。

 衛藤大臣は「若い世代が主人公となり、地域や社会が輝く未来の実現に大きな役割を果たしている」と取り組みをたたえた。

 表彰式に同席した宜野座富夫浦西自治会長は「青年会活動は地域や国際貢献にもつながっている。受賞を機に、地域の力になってほしい」と語った。