多言語で情報発信 新サイト「きょう何する?沖縄」 県内イベントを紹介 箆柄暦とWUBpedia  


この記事を書いた人 アバター画像 宮里 努
新イベント情報サイト「きょう何する?沖縄」の活用を呼び掛ける沖縄イベント情報ネットワークの萩野一政代表(左)とWUBpediaの佐久田明トニー社長=6日、那覇市泉崎の琉球新報社

 ITを活用して沖縄移民の情報を発信するWUBpedia(那覇市、佐久田明トニー社長)は、イベント情報サイト箆柄暦(ぴらつかこよみ)を運営する沖縄イベント情報ネットワーク(那覇市、萩野一政代表)と協力し、多言語対応した沖縄イベント情報の新サイト「きょう何する?沖縄」を2日、開設した。

 スマートフォンでサイトを立ち上げると地図上に現在地が表示され、その日の各イベントの開催場所に印がつく。印をタップすると、イベントの時間や内容を確認でき、会場までの経路案内も表示される。

 英語、繁体語、簡体語、韓国語の4言語に対応することで、訪日客でも利用しやすくした。

 箆柄暦が掲載するイベント情報を活用し、祭りや音楽ライブなど1日100~200件の情報が掲載されている。

 WUBpediaの佐久田社長は「観光施設以外のイベントに参加することで、観光客が地元の人とふれ合う機会になる」と話し、萩野代表は「箆柄暦はこれまで日本語でしか掲載したことがなかった。海外の人にも見てもらえるきっかけになる」とコラボ効果に期待した。

 サイトにアクセスできるQRコードが記載されたチラシを県内のホテルなどへ配布している。問い合わせはWUBpedia(電話)098(917)5317。