文化の足跡を 生き生き表現 県中文祭が開幕


社会
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息を合わせて歌三線を合奏する47校232人の生徒=7日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール

 第25回県中学校総合文化祭(県中学校文化連盟主催)が7日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで開幕した。8日までの2日間、「令和に刻む文化の足跡 私たちが切り開く新たな時代」をテーマに、県内の中学生が郷土芸能や吹奏楽、ダンス、スピーチなど幅広い文化活動の成果を発表する。

 初日の舞台部門は名護市立名護中学校吹奏楽部のファンファーレで開会。県内47校の生徒232人による歌三線合奏がオープニングを飾った。そのほか、石垣市立大浜中学校郷土芸能部が「大浜村ぬ一日」と題し、昔の生活を郷土芸能で生き生きと表現した。

 生徒を代表し、県立大平特別支援学校中等部3年の平野雄士さんは「私たちの仲間が表現するものを、しっかり目に焼き付けてください」とあいさつした。