首里城再建へ全庁対応 那覇市対策本部が初会合


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 那覇市は24日、火災で焼失した首里城の再建に向けた諸課題へ全庁的に対応する「那覇市首里城復旧・復興関連対策推進本部」を設置し、初会合を開いた。(1)首里城火災に関する情報収集・共有・連絡調整(2)首里城復旧・復興に向けた連携(3)首里城火災に起因する観光振興などの諸課題への対応―などに取り組む。

 城間幹子市長を本部長とし、副市長、教育長、各部長、市消防局長ら21人で構成する。事務局は企画調整課が担う。今後、月1回程度、会議を開く考え。

 初会合では、同本部が担う事務を確認し、火災の影響や各部署が取り組んできた対応などに関する情報を共有した。各自主防災組織の強化を依頼するなどの取り組みが報告されたという。再建に青森ヒバや宮崎県日南市の飫肥(おび)杉を活用するといった市議会からの提案も報告された。