13日、ディープエギングで、アオリイカの釣果が最近絶好調と評判の嘉手納漁港の海輝丸。半日乗り合いを取材した。船からのエギングはベテラン3人と初心者1人の計4人が乗り合い、読谷沖でディープエギングを開始した。ポイントを熟知している船長のおかげもあって1キロ前後のアオリイカはコンスタントに釣れた。エギに抱きついた雌イカに雄イカが抱きついて、一度に2杯も釣れる珍事もあったりで、半日で最大2キロを筆頭に4人で計21杯のイカが釣れた。海輝丸(電話)090(9787)1570前川船長。
5年前から釣りを始めた當眞卓弥さん。毎年100匹以上のタマンを釣り上げていて、3年前には75・1センチ、5キロの大物を釣ったこともあるすご腕のタマンハンター。18日も大型タマンを狙って恩納村のマイポイントへ釣りに出掛けた。夕方6時頃から竿(さお)を出し、シガヤーダコを餌に遠投した。しばらくは餌取りのアタリさえ無かったが、午後8時、アタリを知らせる鈴も鳴らずに、いきなり竿が海に向かって突き刺さった。掛かった魚は岩場など根に向かって逃げようとするが、魚に主導権を与えず2分ほどで釣り上げた。當眞さんにとって自己記録になる77・2センチ、5・6キロの特大タマンだった。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)