出生率45年連続全国一は沖縄


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 県保健医療部は2018年の県人口動態統計(確定数)を発表した。出生数は前年比485人減の1万5732人で、人口千人当たりの出生率は同0・3ポイント減の11となり、全国平均よりも3・6ポイント高く、45年連続で全国1位となった。ただ、一方、死亡数は増加し、出生数から死亡数を引いた自然増減数は3575人で前年より697人縮小した。人口千人当たりの自然増減率は同0・5ポイント減の2・5だった。全国平均のマイナス3・6より6・1ポイント高かったが、1972年の復帰後以降、最も低い値となった。

 女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は前年比0・05ポイント減の1・89で、全国平均より0・47ポイント高く、34年連続で1位だった。

 1日平均出生数は43・1人で、33分25秒に1人が生まれた。

 死亡数は前年比212人増の1万2157人で人口千人当たりの死亡率は同0・1ポイント増の8・5で、全国平均より2・5ポイント低かった。

 婚姻件数は同197組減の7887組、離婚件数は同134組増の3618組で、人口千人当たりの離婚率は同0・09ポイント増の2・53で16年連続全国1位だった。