FC琉球、動員12万人目指す 新報とパートナー契約


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オフィシャルパートナー契約を結んだFC琉球の三上昴社長(右)と琉球新報社の潮平芳和取締役読者事業局長=10日、那覇市泉崎の琉球新報社

 サッカーJ2のFC琉球と琉球新報社は10日、那覇市泉崎の同社でオフィシャルパートナー契約を結んだ。FC琉球の三上昴社長は「ミッションはプレーオフに進み、動員数を昨年の10万人から12万人に増やすこと。そのために一つ一つステップを踏みたい」と今季の抱負を話した。

 J2初参入した昨季は開幕4連勝、30試合連続ホーム無敗記録など好発進したが、その後は5連敗するなどして失速した。昨季限りで現役を引退し、フロントに加わった西河翔吾さんは「中盤からチーム力の差が出た」と分析。今季新加入のメンバーについて「チームを底上げできる選手が増えた」と明るい見通しを示した。

 会場では誰でも楽しめるようライブイベントなども開いてきた。三上社長は「集客のためにさらに質を高めていきたい」と女性や学生層の集客を狙う。心強い“支え”であるボランティアの「シンカスタッフ」も増えているという。

 采配2年目となる樋口靖洋監督率いるチームは開幕に向け14日から本格始動する。三上社長は「ぶれずに攻め勝つサッカーで戦う」と再挑戦を誓った。