水ぼうそう警報 那覇市保健所が予防接種を呼び掛け


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 那覇市保健所は14日、水痘(水ぼうそう)警報を発令した。1定点医療機関当たりの報告数が、昨年12月30日~今年1月5日の1週間で2・33人となり、基準の2人を超えた。

 流行状況は市内の7小児科で調査している。水痘はウイルスによる感染症で、経路は空気感染、飛まつ感染、接触感染がある。9歳以下の発症が9割以上を占めるとされる。最も有効な予防策はワクチン接種で、市は対象となる1歳以上、3歳未満の幼児の確実な定期接種を呼び掛けている。