琉球芸能実演家が集い、歌と舞で新年を祝う第23回新春を寿(ことほ)ぐ「歌い初め・舞い初め華舞台」(琉球新報社主催、沖縄芸能連盟共催)が15日、那覇市の県立武道館で開かれた。波上宮神職による福招き儀式の後、流会派を超えて約千人が「かぎやで風」などを踊り、精進を誓った。
琉球新報社の富田詢一会長は「初心者から重鎮まで一堂に会して合同で歌い舞う。なお一層絆が強くなることを祈る」とあいさつした。弟の恭吏ちゃん(3)と参加した宮平彩瑚さん(5)=那覇市=は「今年も先生に踊りをたくさん教えてもらいたい」とはにかんだ。