故郷に感謝の走りを　糸満市・徳元悠平さん　〈聖火をつなぐ 2020東京五輪〉③

　サッカーJ2のFC琉球からファジアーノ岡山に移籍する徳元悠平さん（24）＝糸満市。推薦を受け、「自分の育った場所に恩返しできる」と引き受けた。

　「感謝が第一」。プロとしてハイタッチなどファンサービスをしながら走るつもりだ。来季から岡山でプレーする理由は日本代表に近づくための一歩。「あいつは沖縄が育てた」と誇らしく言ってもらうつもりで凱旋したいという。

　「子ども達が何かに夢中になったり、壁にぶち当たっている人の背中を押せたりできたら」と、力強く走るつもりだ。