米海兵隊と海自が25日から日米共同訓練 沖縄のブルービーチで 離島防衛担う水陸機動団が参加


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 陸上自衛隊は25日から来月13日まで、金武町の米軍ブルービーチ訓練場で米海兵隊や海軍との共同訓練を行う。離島防衛を担う陸自の水陸機動団が米海軍の揚陸艦に乗り、ボートを使った上陸訓練などを実施する。水陸機動団の県内での訓練参加は初めて。

 訓練規模は米軍2500人、陸自60人。米海軍の強襲揚陸艦アメリカやドック型揚陸艦、米海兵隊のMV22オスプレイなどが参加。水陸機動団は陸自のCH47ヘリコプターを使用する。

 水陸機動団は2018年3月に長崎県佐世保市で編成された島しょ奪還の専門部隊で、「日本版海兵隊」とも称される。県内では、水陸機動団の母体となった陸自の西部方面普通科連隊が12年度から「研修」として米軍の訓練に参加してきたが、今回は「訓練」の位置付けになる。