那覇地検は24日までに、香港から金塊計22キロ(1億1241万円相当)を那覇空港行きの航空機内に持ち込み、密輸して課税を免れようとしたとして、日本人と韓国人の計3人を関税法違反などの罪で起訴した。起訴は2019年11月29日付。県警は金塊を密輸することで入国時の課税(計1124万円)を免れ、売却時にその分の利益を得る目的だったとみている。
起訴されたのは自称貿易業の男(36)、いずれも韓国籍の無職の男(36)、自称カラオケ店従業員の男(26)。起訴状によると昨年11月8日、3人は共犯者らと共謀し香港発の航空機に持ち込んだ金塊176個を座席下に隠して密輸、消費税約876万円、地方消費税約247万円を免れようとしたとされる。金塊は税関職員の機内検査で発見された。