25日の旧正月を祝して、小禄高校芸術教養コースの生徒が24日、那覇市の沖縄県立博物館・美術館エントランスホールで書き初めパフォーマンスを行った。書道・音楽・美術の各専攻の生徒63人が書道と絵画、合唱を融合させたパフォーマンスを披露。集まった観客から歓声が上がった。
パフォーマンスは26日まで開催する旧正月関連イベントの一環で行われた。美術専攻の生徒が「鳳凰」を題材にイラストを描いた巨大用紙に、「せーの!」という掛け声に合わせて書道専攻の生徒が「瑞祥新春」などと躍動感たっぷりに筆を入れた。
書道専攻3年の嘉数未美さん(18)は「新年が始まって、良いことがあるようにと願いを込めた。みんなと一緒に気持ち良く書けた」とにっこり。美術専攻3年の野原ひなたさん(18)は「1、2年生の時からの憧れの舞台に参加できた。いい思い出になった」と充実感をにじませた。