精一杯エール 北谷町出身・豊里凜さん〈聖火をつなぐ 2020東京五輪〉⑩


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豊里凜さん

 聴覚障がい者によるデフバスケットボールの世界大会に、日本代表として出場するなど活躍が目覚ましい読谷高校2年の豊里凜さん(17)。北谷町からの推薦で、聖火ランナーに抜てきされた。

 「決まった時は心臓が飛び出そうなほどドキドキした」と言う。抑えきれない喜びを所属する高校のバスケットボール部の仲間やクラスメートと共有した。

 直近の目標は2年後のデフリンピックで活躍すること。「スポーツはみんなに勇気を与える。精一杯走って選手たちにエールを送りたい」と笑顔を見せた。