【うるま】うるま市は1月31日、同市与那城、勝連地域の水道使用者90件分の個人情報が記載された書類を紛失したと発表した。給水栓の開閉栓業務を受託している同市シルバー人材センターの担当作業員が、1月21日に書類を紛失した。書類に記載されていた情報は水道使用者の住所、氏名、水道番号、メーター番号など。一部の使用者の項目には電話番号も含まれている。
同市は原因を「作業担当者の不注意」としている。担当者が作業から戻り、報告する際に書類がなくなっていることに気づいた。作業した12カ所を職員で探したが、見つからなかったという。
市は対象者を訪問してわび、「不審な問い合わせや訪問者があれば市に問い合わせてほしい」と呼び掛けている。再発防止策について「委託契約に個人情報の取り扱いに関する項目を追記し、個人情報の取り扱いを徹底する」としている。