新型コロナウイルスの感染者が国内でも確認され県民の問い合わせも増えていることを受け、沖縄県地域保健課は10日までに、感染の疑い例に該当するかどうか判断の参考にしてもらおうと、判別表を作成し、県のホームページに公開した。
判別表は「『新型コロナに感染したかも』と思ったら」と題して作成。「はい」「いいえ」方式で項目を進めていくと、「保健所へ連絡」「近くの医療機関に相談・受診」のいずれかにたどり着く。
疑い患者と車内や航空機内などで長時間の接触があったり、疑い患者のたんや唾などに直接触れた可能性が高かったりした場合には「濃厚接触者」に該当し、濃厚接触者との接触歴も保健所へ連絡する判断の基準となる。
県地域保健課の担当者は「ぜひ参考にしてほしい」と話し、適切な利用を呼び掛けた。