南城市係長が酒気帯び運転 那覇署摘発、昨年12月


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 【南城】南城市は10日までに、市農林水産部の50代男性係長が昨年12月22日未明、那覇市内の路上で酒気帯び状態で車を運転したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで那覇署に摘発されたと発表した。瑞慶覧長敏市長が10日、市役所で会見し「市民に迷惑、心配を掛けた。おわびしたい」と謝罪した。

 市によると、男性係長は運転代行業者を待つ間、車をコインパーキングから出庫。5~6メートル移動させたところで摘発されたという。上司に報告があったのは1月下旬で、瑞慶覧市長が報告を受けたのは今月7日だった。瑞慶覧市長は「このようなことが二度と起きないよう、再度、綱紀粛正に努める」と述べた。