丹精込めた庭楽しんで オープンガーデン 宜野座で16日まで


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来場を呼び掛ける比嘉正二さん(左から2人目)、山城智副村長(同3人目)ら=6日、宜野座村松田の比嘉さん宅

 【宜野座】宜野座村オープンガーデン(主催・同実行委員会)が10日から始まった。村内15カ所の個人宅を開放しており、色とりどりの花や手入れされた木々に集う小鳥の姿も楽しめる。16日まで。午前10時~午後4時。村で初めての取り組み。

 開放する庭は、それぞれ持ち主が趣向を凝らして手入れした空間が広がる。村松田の比嘉正二さん(70)宅ではサンダンカやハリシルマサキ、クロキなどが出迎える。約40年掛けて育てた盆栽も庭のあちこちに植えられている。比嘉さんは「鳥のさえずりを聞きながら癒やされに来てほしい」と来場を呼び掛けた。

 宜野座村は2018年に「日本風景街道・やんばる風景花街」に選出されたことをきっかけに花の村づくりを進めている。実行委員会会長の山城智副村長は「地域全体に花が咲き誇る美しい景観作りを進めていきたい」と話した。

 オープンガーデンは1人500円のパスポートを購入すると期間中、何度でも訪問できる。パスポートは道の駅ぎのざや村内各区事務所などで販売する。問い合わせは同実行員会(電話)098(968)5125。