沖縄県内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、那覇市は14日、市内7カ所の老人福祉センターや老人憩いの家を17日から当面、閉鎖することを決めた。重症化しやすい高齢者の感染を予防することが目的。閉鎖の期間は潜伏期間とされる1~2週間程度の予定で、感染の拡大状況を見極めて再開を判断する。
14日に開かれた市の危機管理対策本部会議で決めた。15日、各施設に伝える。閉鎖するのは末吉老人福祉センター、壺川老人福祉センター、小禄老人福祉センター、識名老人福祉センター、辻老人憩の家、金城老人憩の家、安謝老人憩の家。サークル活動に利用されているという。【琉球新報電子版】