新型肺炎で面会や救急患者を制限 那覇市立病院 感染拡大防止で


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 県内で新型コロナウイルスの感染者が発生したことを受け、那覇市立病院は15日以降の入院患者への面会の人数を制限するほか、緊急性のある点滴や措置以外の救急患者について、受け入れを制限することを決めた。同院が14日、琉球新報の取材に答えた。

 同院によると、今後の感染拡大も懸念されることから、入院患者への面会は家族1~2人のみとする。救急医療の面でも感染者が出たことで、多くの外来患者が訪れる可能性があるため、緊急性がない場合は、近くのかかりつけ医を紹介するなどの対応を取るとしている。

 同院の担当者は新型コロナウイルスの検査は病院ではできないため、症状が心配な人は保健所へ相談するよう求めている。「医療現場のスタッフが感染する可能性もある」と述べ、救急体制の維持のための制限に理解を求めた。