初確認の女性タクシー運転手、受診時接触は医師のみ 自家用車で移動、通常入口通行せずに


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 沖縄県内で初めて新型コロナウイルスの感染が確認された本島南部在住でタクシー運転手の60代女性は、ウイルス検査のきっかけとなった12日の一般病院を受診した際、自家用車で移動し、病院では駐車場で待機して通常の入り口とは別のドアから通り診察を受けていた。県が18日までに説明した。女性と接触したのは医師だけだったという。

 診察で肺炎の症状がみられたことから医師が保健所に検査を依頼した。

 女性の感染確認を受けて14日に開かれた会見で、県は女性の一般病院での受診方法について「はっきりした情報はない」と回答していたが、その後の聞き取り調査で確認した。