
プロ3年目に入った投手の與座海人(沖縄尚学高―岐阜経済大出)は、春季キャンプ初の1軍スタートで先発ローテーション入りを目指し汗を流す。
2018年入団直後、以前から違和感のあった右肘手術を受け、昨年末に支配下に復帰した。キャンプは「やっと自分のボールが投げられるようになり、ここに来て良い状態になっている」と、表情も明るい。
アンダースローから繰り出される直球とスライダー、シンカーの変化球を操る技巧派だ。ブルペンでは、録画された自身の投球フォームを入念に確認する。下半身の動きから、上半身に力がしっかりと伝わっているか、「足を上げてから流れるような」理想のフォームが体現できているかを何度も繰り返した。
チームには、同じく県出身で先発入りを狙う平良海馬や國場翼らも在籍する。けがで登板機会に恵まれない中、県勢選手の活躍は「早く自分もマウンドで投げたい」と、発奮材料となった。
昨年は2軍選手が出場するイースタン・リーグで、登板数2試合という結果に終わり悔しいシーズンだった。だが、ことしは開幕に向け首脳陣から、先発メンバー入りの提案があったという。「(1軍で)投げられるなら絶対結果を出す」。與座がマウンドで脚光を浴びる日は遠くないかもしれない。
(上江洲真梨子)