新型肺炎で「なんでもやる課」を創設 沖縄ツーリスト 旅行需要落ち込みで策


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沖縄ツーリストのオリジナルショルダーバッグ(沖縄ツーリスト提供)

 沖縄ツーリスト(OTS、東良和会長)は20日、新型肺炎の感染拡大に伴う旅行需要の落ち込み対策を実行する「なんでもやる課」の創設を発表した。従来の旅行商品以外の商品販売や、新たな企画を実施する。第1弾としてOTSオリジナルのショルダーバッグを発売する。

 アイデアを出した社員が、その都度「なんでもやる課」のプロジェクト課長となる。オリジナルバッグを企画した、なんでもやる課カバン課長の赤嶺顕二郎氏は「今は旅行に行かなくても準備はしておいてほしい。新入社員へのプレゼントやゴルフコンペの景品にも最適だ」と語った。

 バッグは税込み3千円で、A4サイズの書類が収納できる大きさ。ブルー、カーキ、オレンジの3色から選べる。

 課の設立について東会長は「新型コロナウイルスによる経済危機はまだ入り口にすぎない。社員一人一人が危機感を持ち、少しでもカバーしようという気概を持つことが大事だ」と話した。商品などの問い合わせはOTSなんでもやる課(電話)098(857)2222。