新型コロナウイルス感染の女性タクシー運転手が退院 2回の検査で陰性


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 沖縄県内で最初に新型コロナウイルス(COVID19)の感染が確認された本島南部在住でタクシー運転手の60代女性について、県は23日午前、ウイルス検査の結果が陰性だったと発表した。女性は感染による肺炎のため県内の感染症指定病院に入院していた。県によると、女性は体調が回復し同日退院した。21、22の両日行ったウイルス検査でいずれも陰性となり、厚生労働省が定めた退院の基準を満たした。

 そのほか県は22日から23日午前にかけて新規12人の検査を実施したが、全て陰性だった。県内ではこれまでに60代の女性と男性、80代男性の計3人の感染者が確認されている。1例目の女性が陰性だったため、現時点で県内の感染者は2人となった。【琉球新報電子版】