沖縄県文化観光スポーツ部は25日、1月の入域観光客数が前年同月比3・4%減の72万7800人だったと発表した。前年同月を下回るのは2019年8月ぶり。日韓関係悪化による韓国客の旅行自粛が続いているほか、新型コロナウイルスの感染拡大による中国からの団体旅行の渡航禁止が影響した。
沖縄県は2月以降、観光客がさらに減少すると見込んでおり、19年度の1千万超えは「厳しい」との見方を示した。
国内客は、年末年始の旅行需要の高まりが功を奏して、同2%増の52万3700人と増えた。外国客は同15・8%減の22万9800人だった。【琉球新報電子版】