宮古島にヒルトンホテル、23年に開業 三菱地所が沖縄でリゾート初開発 8階建て329客室、スパ、チャペルも


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調印式に参加した三菱地所の藤岡雄二常務(左)とヒルトンアジア太平洋のアラン・ワッツ社長(三菱地所提供)

 三菱地所(東京都)は26日、宮古島市平良に建設予定の「ヒルトン沖縄宮古リゾート」の運営受託契約を、ヒルトン(米国バージニア州)と結んだと発表した。同ホテルは三菱地所と鹿島建設(東京都)が開発、建設を手がける。運営はヒルトンが担い、2023年の開業を目指す。三菱地所が県内でリゾートホテルを開発するのは初めて。ヒルトンが県内で運営するホテルは6件目となった。

 ホテルは地上8階建てで客室数は329室。プールやチャペル、スパなどを備える予定。敷地面積は5万4769平方メートルで延べ床面積は2万7983平方メートル。

 三菱地所の藤岡雄二常務は「下地島空港へのエアライン誘致にとっても追い風となる。外国人を含めた新たな観光客創出で沖縄の発展に寄与したい」とコメントした。