普天間爆音で第3次提訴へ 4月から原告を募集 飛行差し止めを目指す


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 普天間基地爆音訴訟団が米軍機の飛行差し止めと損害賠償を求める第3次訴訟を提起する方針であることが26日までに分かった。4月にも原告の募集を始める。第1次、第2次訴訟で裁判所は飛行差し止めを認めず、昨年4月の第2次訴訟の控訴審判決では損害賠償を一審判決から3割超の減額をした。訴訟団は飛行差し止めを認めなかった判決を不服として上告している。

 原告の募集は事務局の体制が整う4月から始める予定。5月には宜野湾市内の公民館などで説明会を開催する。第2次訴訟の高橋年男事務局長は「これまでの訴訟で達成できなかった飛行差し止めを、みんなの思いで実現したい」と語った。

 訴訟に関する問い合わせは訴訟団(電話)098(893)5004(平日午前10時~午後5時)。