ピーチ、国際線を運休・減便へ 3月から、那覇空港発着の台湾、韓国、タイ路線


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那覇空港を離陸するピーチ・アビエーションの航空機。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減少を受け、同空港発着路線の運休や減便を決めた

 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減少を受け、3月1~28日の那覇空港発着路線について、台湾の高雄路線、韓国の仁川(ソウル)路線、タイのスワンナプーム(バンコク)路線の運休を発表した。

 同社の那覇発着の国際便は台北路線だけとなるが、那覇―台北についても週21往復を7往復に減便する。

 ピーチが運航する全ての路線で、3月の予約状況が前年同月に比べて2割弱減少しているという。担当者は「あくまで一時的なものだ」と説明した。

 コロナウイルスの感染拡大で中国以外の国際路線にも減便の動きが出てきたことで、3月からの沖縄観光は減速の影響がさらに強まることとなる。