「友達と会えなくなるのはさみしい」 一部の公立校で臨時登校 2日からの休校に備え


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ジャージーを着て登校する生徒たち=29日午前7時50分ごろ、名護市の屋部中学校

 【名護・今帰仁】新型コロナウイルスによる肺炎の拡大防止のため3月2日から公立小中学校を休校にする名護市と今帰仁村では2月29日、午前中を臨時で登校日とした。学校内の清掃や休校期間中の過ごし方などを指導する。

 名護市の屋部中学校(宮里嘉昌校長)では29日午前8時前から生徒たちが登校していた。校内の清掃に備え、ジャージーに身を包んだ生徒たちは「おはようございます」と元気にあいさつしながら校門をくぐっていった。2年の岸本翔剛(しょうご)さん(14)は2日からの休校について「友達と会えなくなるのはさみしく感じる。休校中は家事や自習、読書などをしたい」と話した。

 宮里校長は「子どもたちの安全安心を第一に考えて指導したい」と述べた。【琉球新報電子版】