公園は?友達の家は? 感染症医が伝える臨時休校中の過ごし方 


この記事を書いた人 アバター画像 宮里 努

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて小中高校などが臨時休校を決める中、沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科の高山義浩医師が家庭でできる感染対策を会員制交流サイト(SNS)で投稿し、拡散されている。

 高山医師は子どもだけの対策だと「十分ではないような気もする」と指摘。その上で「感染しないように過ごす工夫が求められる」として、五つの点から対策を紹介した。

 友人宅で集まるのは「少人数の集まりならOK」とした。ただ、熱やせきなどの症状がある場合は軽くてもNGだとした。公園については「大勢が集まっていると、遊具を介した接触感染のリスクが高まるかもしれない」と指摘した。

 学童クラブではスタッフを含めて検温など症状確認の徹底を求めた。

 祖父母宅の訪問については、高齢者が感染すると重症化するリスクが高いとして「地域での流行が始まった時は行かせないこと」と呼び掛けた。