臨時休校中の学校での児童生徒受け入れ状況一覧

　新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、県内の大半の小中学校が臨時休校となる中、中南部の市町村を中心に、休校期間中、児童を学校で受け入れる方針を示している。保護者が仕事を休めないなど、安全に過ごす居場所が確保できない子らが対象。市町村によって、受け入れ時間や条件は異なっている。

　南城市では２日の臨時休校開始と合わせ、受け入れが始まった。授業はなく、“登校”した児童らは自主学習に励んだ。同市では午前８時15分～午後２時半の間、４日まで受け入れる。

　本島中南部では多くの市町村が対応する方針だ。那覇市は４～13日の午前８時15分～正午で、対象は小学１、２年生と特別支援学級の１～６年。浦添市は３～13日の午前８時15分～午後４時45分で、対象は特別支援学級を含む小１～６年としている。

　中部では他に宜野湾、うるま、沖縄、西原、中城、北谷、読谷、嘉手納の各市町村が受け入れを決定。放課後学童クラブに通っていないなど、幾つかの条件がある。保護者には、昼食の持参や子の健康状態の確認などを求めている。