沖縄地方は5日、大陸の高気圧が張り出したことで寒気が流れ込み、各地で冷え込んだ。最高気温は竹富町波照間を除く全域で5日未明に記録し、日中にかけて気温が低下。那覇市は午後2時2分に最低気温14.7度を観測し、4日の日中の最高気温と比べると10度近く下がった。
沖縄気象台によると、5日の最高気温は、大東島地方で20度を超えたがいずれも未明。沖縄地方の多くの観測地点で最高気温、最低気温とも最も寒い時期を下回った。5日夕、那覇市の県庁前では冷たい風が吹いていた。街ではコートやマフラーを身に着けた人の姿が目立った。
気象台によると6日の沖縄本島地方は高気圧に覆われておおむね晴れ。先島諸島と大東島地方は高気圧のへりに当たり曇るが、晴れる時間帯もある見込み。