新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けた公立小中学校の休校措置について、沖縄本島中部地域の自治体は、23日までの休校期間を短縮する方向で調整を進めている。11日午前までに宜野湾市、うるま市、北谷町、読谷村、北中城村の5市町村が16日からの学校再開を決めた。
5市町村は給食も提供する方針。卒業式は規模を縮小して実施する。
沖縄市、嘉手納町、中城村は11日午後、対応を決定する方針だ。中頭地区市町村教育長会は10日、再開を16日に早める方針を確認。理由として地域や家庭の負担、学力保障などを挙げる。保護者への通知や給食提供などの問題があるため、再開の日程は各市町村で判断する。【琉球新報電子版】