沖縄県内の大学でトップを切って沖縄大学の卒業式と大学院修了式が12日、那覇市の同大で開かれ、345人(学部339人、大学院6人)が母校を巣立った。
沖大では例年、体育館で卒業式を行ってきたが、本年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため学科ごとにけて教室で卒業証書の授与が行われた。
式典から学長の式辞や卒業生の答辞を割愛して短縮。盛口満学長は卒業生に配布された書面で「大学での学びや日々が、何度でも繰り返し意味のあるものとして問い直されることを願っている」と記し、学生たちのさらなる成長を願った。【琉球新報電子版】