初めて釣った憧れの魚


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社
3月3日、平敷屋漁港で53.5センチ・2.65キロのチンシラーを釣った伊禮友八さん

 伊禮友八さんは幼い頃から釣りに親しんでいたが、最近は釣りから遠のいていた。久しぶりに釣りをしたいと思っていたとき、家からすぐ近くの平敷屋漁港でチンシラーが釣れているとの情報が入った。3月3日、朝7時頃から釣りに出掛けた。

 開始してからしばらくは餌に食いつきのない状況が続いたが、午前10時半にいきなりウキが消し込んだ。掛かった魚は重量感はあるものの30秒ほどで意外にあっさり浮いてきた。これが53・5センチ、2・65キロの大物で、伊禮さんにとって初めてのチンシラーだった。

 釣りガールの会の小浜春菜さんは昨年10月から釣りを始めて、最初に釣ったオジサン(ヒメジ)の引きを味わってからすっかり釣りにハマってしまい、毎週のように釣りに出掛けている。3月1日も、イラブチャーなどのおいしい魚でも釣ろうと釣り友と2人で恩納海岸に出掛けた。

 狙い通りにイラブチャーを数匹釣り上げていると、今までとは違う強い引き。岸沿いに右に走った魚は、反転して左に走った。魚の引きに合わせて左に移動しながら5分ほどで友人の出したタモに収まったのは38センチのカーエーだった。カーエーを仕留めたのは初めて。釣りの魅力にますますハマってしまった小浜さんだった。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

3月1日、恩納海岸で38センチのカーエーを釣った小浜春菜さん(釣りガールの会)
2月29日、宮古島で113センチ・20キロのロウニンアジを釣った知念健太朗さん(フィードマン宮古支部美浪人鯵會)

2月24日、石垣一文字で71.5センチ・4.24キロのウムナガーを釣った小手川正平さん
3月1日、中城海岸で72.1センチ・4.92キロのタマンを釣った糸数卓哉さん

2月29日、泡瀬漁港で50.5センチ・1.8キロのチンシラーを釣った宮里良規さん
3月8日、読谷海岸で69.5センチ・5.16キロのタマンをフカセ仕掛けで釣った具志堅堅章さん

2月29日、慶良間沖で85センチ・7.55キロのゴマフエダイを釣った手島孝さん
3月4日、那覇一文字で72センチ・6.08キロのタマンを釣った浜川裕一郎さん

3月8日、糸満海岸で60センチ・2.75キロのタマンを釣った赤嶺りみさん
2月29日、西表島で71センチ・6キロのタマンを釣った大城耕一さん