琉球銀行(川上康頭取)は16日から、やんばる急行バス(宮城勇代表社員)の路線バス車内で、キャッシュレス決済の取り扱いを開始する。
路線バス全17台の車内で、クレジットカードや電子マネーなどで支払いができる。
国際カードブランドのビザとマスターカードに加え、Edyなどの電子マネー4ブランドが使える。中国人観光客を中心に利用されるアリペイなども今後導入を検討するという。
琉銀の決済端末を車内に据え付け、乗客がキャッシュレスを希望すれば運転手がその都度対応する。琉銀とやんばる急行バスは、2018年からバス2台で実証実験をしていた。
琉銀ペイメント事業部の石井誠部長代理は「小銭を持っていない外国人には1万円札を出す人もいて、釣り銭の用意が多くなってしまう。キャッシュレスでスムーズになる」と話した。