世界ボクシング評議会(WBC)元フライ級王者の比嘉大吾(24)が所属していた白井・具志堅スポーツジムは13日、比嘉との契約を更新しないと公式ホームページで発表した。「本人の希望により3月11日の契約更新を行わず、ジムを離れる」としている。比嘉は引退はせず、新たな練習環境を求め所属先を探す意向。
デビュー以来、15試合連続KO勝利と快進撃だったが、3度目の防衛戦で計量に失敗。王座を剥奪され、プロ初の黒星を喫した。日本ボクシングコミッションから無期限停止処分を受け、19年10月に解除されていた。昨夏から同ジムに戻り、ことし2月に行われた復帰戦をTKO勝ちで飾っていた。