沖縄市に場外舟券場計画 自治会同意、議会に陳情


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【沖縄】沖縄市中央に競艇の場外舟券発売場(通称・ボートピア)を誘致する計画があることが、15日までに分かった。事業者のLeague(沖縄市)がコザボウリングセンターに隣接するパチンコ店跡地に開設予定。センター自治会(我喜屋盛永会長)が昨年12月に同意し、同自治会とLeague社らは「モーターボート競走場外発券場設置に関する陳情」を市議会に提出した。

陳情書によると、同社は場外舟券発売場「ボートレースチケットショップ沖縄(仮称)」の開設計画をセンター自治会に説明し、12月17日に同意を得た。陳情書で我喜屋会長は、中心市街地の活性化や経済効果の観点から「地元自治会として評価し、この事業に賛同する」とした。市議会2月定例会で提出されたが、採択されなかった。

競艇の券売場設置には地元自治会のほか、自治体や議会などの同意が必要となる。沖縄市ではこれまで、市知花や比屋根に競輪の場外車券売り場の建設が計画されたが、住民からの同意が得られず開設には至っていない。