学童保育国補助 遅延なら市対応 宜野湾市長、新型コロナで


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 【宜野湾】新型コロナウイルス感染防止対策で臨時休校した小学校児童の受け皿となった沖縄県宜野湾市内の放課後児童クラブ(学童保育)に対し、松川正則市長は国補助の交付決定が遅れるなどの可能性があれば、市の2020年度一般会計予算から、学童保育運営に関する補助を出す考えを示した。16日の市議会予算審議で山城康弘氏(絆クラブ)の質問に答えた。

 休校に伴い午前中から運営する学童保育に対し、国は1日当たり3万200円の補助額を示している。市こども企画課は13日、国の補助を県へ申請した。市内には43施設あり、1400~1500人が利用しているとみられている。