教育

東大、京大、東京芸大…仲間と切磋琢磨 開邦高から最難関大に5人合格

最難関大学への合格を喜ぶ開邦高校の(右から)種村琉平さん、田中優貴さん、中川美帆さん=16日、南風原町の同校

 沖縄県立開邦高校(宮城薫校長)の3年生5人が国立最難関大学に合格した。東京大には同校史上最多の3人が合格。京都大に1人、芸術分野で最難関の東京芸術大学にも1人合格した。合格した生徒らは「周りに東大、京大を目指す仲間がいて、切磋琢磨(せっさたくま)できた」と口をそろえた。

 東大に合格したのは田中優貴さん(理科一類)、銘苅優太さん(理科三類)、仲間令さん(文科三類)の3人。京大理学部には種村琉平さん、東京芸大美術部美術学科には中川美帆さんがそれぞれ合格した。5人はいずれも学術探究科。

 田中さんは最大で1日15時間半、種村さんは8~9時間ほど勉強していたという。勉強時間や模試の成績を記録し、互いに見られるアプリも刺激になったという。

 種村さんは「京大は自分のペースでできるので性格に合っている。数学が好きだが、幅広く教養を深め、将来は県の教育に携わりたい」と、抱負を語った。

 田中さんは「まだ自分の興味は定まっていないが、日本の何かを背負えるようになりたい。自分のことだけでなく、周囲の幸せになることをしたい」と意気込んだ。

 中川さんは、美術作品が他の作品に影響を与える流れを解説した展覧会を見て感動し、美術分野への進路変更を決めた。「親も担任の先生も驚いていたが、ちゃんと話すと理解してくれた。芸術コースの先生も協力してくれた」と、周囲の理解と支えに感謝した。

 宮城校長は「切磋琢磨してくれたのが良かった。集団の力を発揮できた」と、県内有数の進学校の強みを生かせたことを強調。「どうすれば県に還元できるかを考え、社会に貢献する人材になってほしい」とエールを送った。



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