社会

15歳以下の子どもは「ピザ無料」 浦添のイタリア料理店が「応援チケット」開始

100枚以上集まったチケットを前に、「子どもを連れて、気軽に外食しに来てほしい」と語る新崎秀俊オーナーシェフ=21日、浦添市港川のセコンドカーサ

 浦添市港川のイタリア料理店「セコンドカーサ」は、15歳以下の子どもが無料でピザを食べられる「子ども応援チケット」の取り組みを18日から始めた。開始4日目で110枚を超えるチケットが集まり、新崎秀俊オーナーシェフ(36)は「子どもを連れて、気軽に外食を楽しんでほしい」と話している。

 取り組みの名前は「ピッツァ・ソスペーゾ(ピザのお裾分け)」。イタリア・ナポリのカフェでは、お金に余裕のある人が自分のコーヒー代に加え「もう1杯」の代金を先に支払い、次に来る見知らぬ誰かにコーヒーをごちそうする「保留コーヒー」と呼ばれる習慣があり、そこからヒントを得た。

 応援チケットを購入した客が店内の掲示板にチケットを貼り、来店した子どもはそのチケットと交換してピッツァ・マルゲリータを食べられる仕組みだ。チケットは1枚500円で販売している。

 幼少期、家族で外食に行った時の楽しさが記憶に色濃くあると話す新崎さん。新型コロナウイルス感染症の影響で、外食の機会が減ることや家庭への負担を心配する。4人の子を持つ父親として「子どもがいても気軽に外食をして家族で時間を過ごしてほしい」と話す。

 新型コロナの影響による経済的打撃で収入が減り、保護者の食事代が厳しい場合は「事前に電話などで連絡をもらえたら、保護者の分もサービスさせてほしい」。穏やかな語り口に力を込め、子どもたちを待っている。営業時間は午前11時半~午後4時、午後6~11時。不定休だが今月24~26日は休み。問い合わせは同店(電話)098(914)3334。(大橋弘基)



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