4月3日は「シーサーの日」。やちむんシーサー発祥の地とされる那覇市壺屋の陶工らでつくる「壺屋でシーサーの日!」実行委員会メンバーらが2日、国際通り近くにある巨大なシーサー2体の汚れを落とした。奥浜宏委員長(70)は「シーサーは魔よけになるので、新型コロナウイルスを撃退してほしい」と願いを込めた。
2体は、壺屋の「壺屋うふシーサー」と、安里の「さいおん うふシーサー」。いずれも壺屋焼で作られ、高さ約3・5メートル、重さは約3トンある。
ホースやバケツで水をかけ、脚立に上るなどしてブラシで1年間の汚れを落とした。
3日は、壺屋やちむん通り会の各店舗で陶器などの割引販売や市立壺屋焼物博物館の無料開館が予定されている。