海砂の量でもミス 辺野古の新基地軟弱地盤の改良、防衛省が修正


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 【東京】名護市辺野古の新基地建設で、防衛省は2日までに軟弱地盤の改良工事で海底に砂ぐいを打ち込むために必要な海砂の調達量を、348万6100立方メートルに修正した。これまでは353万2790立方メートルと説明していた。修正による工程への影響はなく、必要量を県内から調達することができるとのこれまでの説明にも変更はないという。

 地盤改良に関する同省の有識者会議「技術検討会」の資料で判明した20カ所のミスのうちの一つで、1日の会合で委員に修正部分を説明した。沖縄防衛局の委託業者の集計ミスが原因だという。