【中部】中城村は3日午後、新型コロナウイルスの感染者が同村役場を訪れたとの情報を県中部保健所から受け、午後2時以降、来訪者の役場立ち入りを禁止して庁舎内を消毒した。宜野湾市も市役所に感染者が訪れたとの情報を同所から受け、同日午後5時以降、庁舎内の消毒作業に追われた。
中城村は6日から通常業務に戻る予定だが、発熱や体調不良の症状がある人や、不要不急の訪問自粛を呼び掛けている。村によると、感染者は3月31日午後4時~同30分ごろ手続きの書類を受け取るため来庁した。窓口対応した職員は自宅待機となっている。4日も役場内部の消毒作業に当たるという。
宜野湾市によると、感染者は3月31日午後3時~同30分ごろに訪問した。窓口対応した職員の健康状況を確認するという。
中城村役場は3日、「立ち入り禁止」の看板を立て、「きけん立ち入り禁止」のテープも貼り注意喚起した。戸籍証明などの書類が早急に必要な人に対しては職員が玄関前で対応した。役場を訪れた女性(68)は「怖くて入らない方がいいね。来週また来たいと思う」と話し、足早に引き上げた。